酢玉ネギ生活で体の中からスッキリ!|管理栄養士マチコ先生のスマートコラム
気になるコレステロール
春は健康診断の季節です。皆さんはもう受けられましたか?
健診結果で心配になる検査データのひとつがコレステロール値ではないでしょうか。
肝臓で作られたコレステロールを全身に運ぶのがLDLコレステール。そのため悪玉コレステロールとも呼ばれています。
全身の余分なコレステロールを回収し、肝臓に戻す役割があるのがHDLコレステロール。
動脈硬化などを予防するため善玉コレステロールと呼ばれています。
コレステールは食生活や加齢などによって上昇しやすくなります。
特に女性は更年期あたりから女性ホルモンの分泌量低下によってLDLコレステロールが上昇しやすく、脂質異常症や動脈硬化のリスクが高まります。
コレステロールは遺伝しやすい傾向があり、血縁関係にコレステロールが高い人がいる場合は注意が必要。
今からしっかり食事の管理、運動、禁煙などに気をつけて生活をしましょう。
酢玉ネギでコレステロール上昇予防
私もコレステロールが高めの家系。そこで予防のために始めたのが「酢玉ネギ」を食べることです。
玉ネギに含まれているポリフェノールの一種「ケルセチン」は、血流を改善し、LDLコレステロールの上昇を抑える作用に注目されている成分。
ただ私は生の玉ネギが苦手なので、食べやすくする調理法を考えました。
その作り方を伝授しますね。
食べやすい酢玉ネギの作り方
酢玉ネギ
◯材料
- 玉ネギ … 2個
- 塩 … 少々
- 米酢 … 100cc
- ハチミツ … 大さじ1・1/2
◯作り方
- 玉ネギは薄切りにし、水にさらさずにザルの上に広げて塩をふり15分ほどおく。
- ①の玉ネギの水気をしぼってポリ袋に入れ、米酢とハチミツを加えもみ込む。ポリ袋の中の空気を抜くように結び、冷蔵庫で1日ほど漬け込む。
- 清潔な保存容器に入れて冷蔵庫で保存し、2〜3日で食べ切る。
酢玉ネギで元気も復活!
玉ネギに含まれている「硫化アリル」、酢に含まれる「クエン酸」は疲労回復に働き、玉ネギの「オリゴ糖」や酢に含まれる「酢酸」は腸内環境を整えます。
また食前に酢の物を摂取することで食後の血糖値の急上昇を抑える働きも。
少し前に流行った「酢玉ネギ」ですが、もう一度取り入れてみてはいかがでしょう。
ただ酢玉ネギを食べているから安心という訳ではなく、普段から食物繊維の多い野菜類や海藻類をしっかりとって、糖質を減らし、運動をするなど食事や生活習慣を見直すことも大切です。
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【 プロフィール】
- お食事のカウンセリングサロン「colan」代表
- 管理栄養士・料理家・コラムニスト
【 経歴 】
- 北海道北見市出身
- 天使女子短期大学(現 天使大学) 食物栄養学科 卒業
- 食事指導の企業で食事相談業務を行う
- 雑誌の編集者として取材、文筆業を行う
- 大手料理教室の料理講師として和洋中全般、美容に関する料理を教える
- 高齢者施設では栄養科長/管理栄養士として多くの実績を積む
- 現在はフリーランスの管理栄養士として活動中
- 2020年よりオンライン食事カウセリングを開始
- 2021年よりスマートチェーンでのオンライン食事指導を開始