糖質ゼロ・オフビールは太らない?ダイエット中でもやめられないビールと上手に付き合っていく方法はあるの?
「とりあえずビールで」と多くの方の定番になっており、人気の高いビールですが『太りやすい』と言われていることも有名です。
なぜビールは太るのか?という理由と、最近人気の糖質ゼロ・オフビールについてご紹介していきます。
ビールを飲み続けたいからこそ、太りやすい原因や健康面への配慮を行ったうえで、楽しく付き合うための知識を身につけていきましょう。
ビールが太ると言われている理由は?
ビールが太ると言われている原因のひとつとして、
- カロリー
- 糖質
が多く含まれていることがあげられます。実際に販売されている成分を調べてみると以下の通りでした。
- A社:40kcal / 糖質2.6g
- B社:42kcal / 糖質3.0g
- C社:47kcal / 糖質3.6g
上記3社のビールは100mlあたりに含まれる成分で平均は【43kcal / 糖質3.1g】になります。
缶ビールの場合350mlや500mlの物が多いため、1本飲むことで3.5~5倍
- 350ml【150.5kcal / 10.8g】
- 500ml【215kcal / 15.5g】
の量を摂取することになります。
主食と同等の数字になりかねない
では先ほど計算したビールの数値をダイエット中に量を減らしたり、我慢する方の多い白米と食パンで比べてみました。
商品 | ビール | 白米 | 食パン |
量 | 350ml | 150g | 6枚切り1枚(60g) |
カロリー | 150.5kcal | 252kcal | 156kcal |
糖質 | 10.8g | 53.4g | 26.6g |
ビールがカロリー・糖質ともに低いことがわかりますが、ビール1杯で済めばの話です。
1杯以上飲めば摂取量が上回ってしまうということが表を見てわかります。
更に晩ご飯と一緒にビールを飲んでしまえば、カロリーオーバーや糖質過多になりかねません。
食欲を増進させてしまう効果
ビールに含まれる炭酸やホップの成分は胃を刺激します。
その刺激によって食欲を増進する効果があると言われており、ビールを飲むとおつまみまでついつい食べ過ぎてしまうというわけです。
では最近よく目にする『糖質ゼロ・オフビール』は太らないのでしょうか?
糖質ゼロ・オフビールは太らないの?
通常のビールよりも糖質をカットしている商品が近年多く販売されています。
ダイエット中に嬉しい『糖質ゼロ・オフ』の文字を見ると「これなら少し飲んでしまっても大丈夫かな?」と、つい気が緩んでしまうという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
更に通常のビールに比較すると金額も安価であるため、普段より多めに買ってしまうことも…。
実際のところ『糖質ゼロ・オフビール』は太らないと言えるのでしょうか?
糖質ゼロでも糖質は入っている
日本の食品表示基準では、食品100ml(または100g)中に含まれる糖質が0.5g未満であれば糖質ゼロと表記できることになっています。
また『糖類ゼロ』と表記されている商品もありますよね。
実は単糖類と二糖類※だけを特別に糖類と呼び、食品100ml(または100g)中に含まれる糖類が0.5g未満であれば『糖類ゼロ』と表記ができるのです。
そのため、糖類以外の糖質(オリゴ糖や糖アルコール)を含むことがあります。
※単糖類と二糖類とは?
- 単糖類…ブドウ糖など
- 二糖類…砂糖の主成分であるショ糖など
含まれている可能性はありますが、通常のビールに比べれば糖質が低いことに変わりはありませんのでダイエット期間中はこちらを選ぶようにしてみることもいいかもしれません。
糖質に関して管理栄養士が詳しく説明している動画があるので、詳しく知りたい方はぜひチェックしてみてくださいね。
糖質ゼロ・オフを無駄にしないで
先ほどご紹介した通常のビールは350mlで糖質約10g、500mlで糖質約15gとご紹介しました。
糖質ゼロ・オフビールに変えることでその分の糖質をカットすることができます。
ですが、注意しなければいけない点があります。
糖質ゼロ・オフビールは通常に比べて味が薄いなどの感想があり、物足りないからと言って味の濃いおつまみなどを取り入れてしまえばカットした分が無駄になりかねません。
更に糖質をカットしているからと言って飲み過ぎてしまえばカロリーオーバーになってしまいます。
ダイエットを成功に近づけるためにも、量やおつまみは変えず意識するようにしましょう。
ダイエット×ビール
ダイエットを頑張る方はどのようにビールと付き合っていけばよいのでしょうか?
お酒などの嗜好品は我慢すればするほどストレスにも繋がってしまい、ダイエットの妨げになりかねません。
上手にビールと付き合っていく必要があります。
冒頭でもご紹介した通り、ビールには糖質が含まれています。飲んだ分だけ摂取量は増えてしまいますので、飲み過ぎないようにする必要があります。
適度な飲酒量
厚生労働省が推進する国民健康づくり運動「健康日本21」によると、1日平均純アルコールは約20g程度であるとされています。
アルコール度数が5%のビールであれば、1日500ml程度が目安となります。
純アルコール量計算方法
お酒の量(ml)×アルコール度数(%)×0.8
正しくビールを楽しむために
ダイエット中にビールを楽しむために、カロリーや糖質がどのくらい含まれているのかを理解し、一緒に食べるもので調整するなどの工夫を取り入れてみましょう!
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