【ピラティス】ってどんなもの?ピラティスを徹底解説
皆様は【ピラティス】を聞いたことはありますか?
最近話題のピラティスですが、なんとなく聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか?
ですが、実際にピラティスがどのようなものなのか?と聞かれたときに答えられる方は少ないと思います。
ピラティスというイメージはつきやすくても、実際にどのようなものなのか?どのような効果があるのか?を知ることで更に興味が湧くかもしれません。
【ピラティス】に興味がある方は是非、最後までご覧ください。
▼この記事を読んで欲しい方
- ピラティスに興味がある方
- ピラティスがどのようなものか知りたい方
- ピラティスについて詳しく知りたい方
- ピラティスをやってみたいという方
- ピラティスをこれからやろうか迷っているという方
- ピラティスの歴史を知りたいという方
- ピラティスとヨガの違いを知りたいという方
▼この記事を読んで分かること
- ピラティスの歴史について
- ピラティスはどのようなものなのか?
- ヨガとピラティスの違いについて
- ヨガの歴史について
- ヨガとピラティスの発祥の違いについて
- ヨガとピラティスの呼吸の違いについて
- ピラティスを行うメリットについて
ピラティスの歴史について
まずはピラティスはいつ生まれて、どのような成り立ちなのかという部分をお伝えしていきます。
ピラティスの発端は「リハビリ」と言われています。
1900年初期にドイツ人の看護師が負傷した兵士たちに向けて始まったエクササイズです。
兵士たちがベッドに横になっている状態でもできるリハビリトレーニングとして行った運動が今のピラティスの原型となります。
皆様がイメージするピラティスは寝ている状態でのエクササイズが多いかと思います。そのイメージも前述したベッド上で寝たままできるエクササイズの名残といえるでしょう。
その後、様々なピラティスが出てくる中で、リフォーマーやチェア、マシンなどといった道具を使用したピラティスが出てきたのです。
ピラティスの語源は開発者の名前が「ジョセフ・H・ピラティス」というところからきています。
大戦後にピラティスを広めるために、ニューヨークに渡り、バレエスタジオの中にピラティススタジオを開設し、ダンサーを中心にピラティスを広めていきます。
その中で「新しい身体をつくるエクササイズ」と様々な分野で注目され、スポーツ業界でも話題に上がるようになってきました。
その後、ダンサーの一人が「身体のコアにある筋肉」に着目し、様々なエッセンスが加えられた形が現在のピラティスの形になっています。
ピラティスとはどのようなもの?
ピラティスは簡潔に言うと…
身体を整えて、心の状態も良くする運動
と言われています。
一般的な筋トレとは異なり、精神的な要素である呼吸も動作の中の一部として捉え、アウターマッスルのみならず、身体の芯になるインナーマッスルを鍛える内容が多くあります。
重りを使用して強度を上げて、身体に負荷をかけるのではなく、自身の体重を利用して筋肉のバネを利用することで関節に無理な負担をかけずに、強度を上げていくことが出来ます。
重りを使用すると身体の表面にあるアウターマッスルを使用することが多くなりますが、自重で身体をコントロールしながら動かすことで、身体の奥にあるインナーマッスルを使用して左右のバランスを整えながら全身を鍛えることにも繋がります。
自身の筋肉をコントロールしながら正しく身体を使うことで、自身の癖や、歪みに気付き、理想のポジションに整えながら身体を動かすことで、痛みの改善にも繋がります。
「心身の一体化」を目指すピラティスは性別・年齢を問わず、どんな人にも有効なエクササイズであると言えます。
ピラティスで特に重要なポイントは「呼吸」です。
呼吸を深く行うことでインナーマッスルを鍛えるだけでなく、自律神経系にも効果があります。
呼吸を意識して、全身バランスを整えつつ、力を鍛えるだけでなく、柔軟性も同時に養うことができることから、力と柔軟性のバランスを整えることも出来ます。
結果的に怪我のリスクを低減する効果もあります。
ヨガとピラティスの違いは?
ピラティスの成り立ちや、どのようなものかがわかったところで、皆様が気になるのは「ヨガとピラティスの違い」ではないでしょうか?
ここからは「ヨガとピラティスの違い」についてお伝えしていきます。
ヨガの歴史とはどのようなものなのか?
上記でピラティスの歴史について触れましたので、まずはヨガの歴史についてまとめていきます。
ヨガの起源は「4500年前のインド」といわれています。
ヨガは「ヨーガ・スートラ」というものから派生し出来たものです。
「ヨーガ・スートラ」は瞑想を中心にどのように生きていくべきかを探す方法とされており、瞑想と座禅、座法を中心にした内容が基本となっています。
その後、世界でヨガが広がっていく過程で少しずつ現在のヨガの形に近づいて参りました。
その中で、皆様が聞いたことがあるような「アーナサ」といった呼吸法を活かした「ハタ・ヨーガ」や、パワーヨガなどが出てきました。
日本では、平安時代に空海が中国からヨガを持ち帰り、「瑜伽(ゆが)」と呼ばれ、瞑想を中心とした内容で始まったものが最初と言われています。
その後、オウム真理教などからヨガに対してあまりいいイメージがつかなくなってしまった時期もありながら、2003年以降にハリウッドセレブなどがヨガをしていたことからヨガブームが到来し、近年では「ホットヨガ」などといったヨガに特化したスタジオなども多く展開されています。
ヨガは身体を改善するための運動としてだけでなく、元々、僧侶たちに対して始まった運動であることから、精神的な修練の役割があります。
ヨガとピラティスの発祥の違いとは?
前述してきたヨガとピラティス、それぞれの発祥の違いについてまとめていきます。
ヨガ
- インド思想が基本で座禅などの精神統一が発祥
- 心を清めて身体状況も良くするエクササイズ
ピラティス
- リハビリエクササイズが発端
- 身体を鍛えて心を整えるエクササイズ
ヨガとピラティスの呼吸の違いとは?
ヨガもピラティスもどちらも「呼吸」が重要なエクササイズのポイントになりますが、それぞれで少し呼吸法が異なります。
どのような呼吸法がメインになるのかを見ていきましょう。
ヨガ
- 腹式呼吸がメイン
ヨガは精神統一が重要な視点であることから腹式呼吸をゆっくりと行い、自律神経の中でも副交感神経を優位に働かせ、リラックスした状態でエクササイズを行います。
ピラティス
- ラテラル呼吸(胸式呼吸と腹式呼吸を組み合わせた呼吸法)がメイン
ピラティスは体幹部のインナーマッスルを中心に鍛えるエクササイズであることから、ピラティス独特な呼吸を行います。
ラテラル呼吸を行い、姿勢の改善や、歪みの改善を行うことが必要です。
ピラティスを行うメリットはどのようなもの?
ピラティスには行うことで得られるメリットが沢山あります。
今回はその中で特に大きなメリットである2つをお伝えしていきます。
- 姿勢改善
- 腰痛改善・予防
上記2つについてお伝えしていきます。
姿勢改善
「姿勢を正しい位置で保つ」ためにはどのようなことが必要でしょうか?
反対に考えれば、なぜ姿勢は崩れていってしまうのでしょうか?
皆様はデスクワークをするとなった場合に、どのような姿勢を意識するでしょうか?
恐らく、多くの方は坐骨で座り、背筋を伸ばして首を長くするようにして正しい姿勢で座るように意識するでしょう。
ですが、その姿勢を2時間、3時間と続けることはできますか?
・頭が前に出てきてしまったり
・背中が丸まってしまったり
・肩に力が入ってしまったり
・背もたれを頼りにしてしまったり
様々な姿勢になる可能性があるかと思います。
そんな中で「正しい姿勢」を保つためには何が必要なのか?
それは…「姿勢保持筋の筋力」です!!
姿勢保持筋はその名の通り、姿勢を正しく保つための筋肉ですが、腹横筋や腹斜筋といったお腹周りのインナーマッスルであったり、脊柱起立筋といった背骨に付着している背中の筋肉などが挙げられます。
ピラティスではほとんどの種目で上記であげた姿勢保持筋を活用します。
お腹周りも背中にある筋肉も、体幹部に位置する姿勢保持筋をピラティスで活性化させることで正しい姿勢を保つための筋肉を保つための筋力を身に着けることが出来ます。
腰痛改善・予防
ピラティスは「体幹部のインナーマッスル」を中心に強化するエクササイズが多くあります。
腰痛の原因は様々なものがありますが、その中でも重要な視点として「体幹部のインナーマッスル」があります。
では、なぜ「体幹部のインナーマッスル」が重要なのでしょうか?
腰は専門用語を使用すると「腰椎」に該当します。
「腰椎」は「脊柱」という背骨の一部であり、背骨は頚部、胸部、腰部と複数の骨が連なるように出来ています。
「脊柱」は積み木のように骨が積み重なるように出来ていますが、それぞれの骨は大きく太いものではなく、一つずつは案外もろいものです…。
そんな不安定な骨を支えているのが「体幹部のインナーマッスル」です。
体幹部は主に首から下、股関節の上部分までを指す言葉ですが、その部分には「内臓器」が多く存在しています。
ここで認識して欲しい部分として体幹部の中でも
- 表面に内臓器
- 裏面に背骨
が存在しているということです。
ここで、背骨を守るためには他にどのような要素があるのか?を考えると、「筋肉」となります。
体幹部に位置する筋肉には背骨に付着している筋肉が多く存在しています。その多くはインナーマッスルと言われる深層部にある筋肉です。
背骨に付着している「体幹部のインナーマッスル」をピラティスで鍛えることで腰痛予防・改善に繋がると言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は最近話題の【ピラティス】についての内容をまとめてきました。
ピラティスの歴史や、ヨガとピラティスの違いについて把握し、少しでもピラティスに興味を持っていただけると嬉しいです。
ピラティスとヨガにも違いがあり、それぞれのメリットもあります。
ピラティスでは特に呼吸に着目して、体幹部のインナーマッスルを鍛えることで様々な効果を得ることが出来ますので、是非試してみてはいかがでしょうか?
実はスマートチェーンでもピラティスが出来る店舗があるんです!!
「スマートピラティス」として現在
- スマートスタジオ新さっぽろ店
- スマートスタジオ手稲店
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でピラティスを実施することも可能です。
体験レッスンも可能ですので、興味がある方は是非お試し下さい!!
11月に入りましたが、冬に備えて今月も身体を動かしていきましょう!!
皆様のご来店をスタッフ一同、心よりお待ちしております!!
- スマートウェイ/スタジオ/メディカルフィットネス小樽店
- スマートウェイ平岸店
に所属する、健康運動指導士トレーナーのタケムラです。
内科系疾患・整形外科疾患・予備軍の方に向けた健康増進施設、指定運動療法施設にてトレーナー従事中
運動を行う上での効果やポイントなど、運動に関わる様々な情報を発信していきます!
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