スマートエッセイ25年【グランプリ作品】
皆さんこんにちは!
今年で3度目の開催となったスマートエッセイ。毎回大好評をいただき、ありがとうございます。皆さまより寄せられたたくさんのご応募の中から見事グランプリに輝いた作品をご紹介します!
募集したテーマはこちら。
- スマートスタジオ/スマートウェイ/メディカルフィットネスに通って変わった私の毎日
- 私がスマートスタジオ/スマートウェイ/メディカルフィットネスを続ける理由
- スマートスタジオ/スマートウェイ/メディカルフィットネスに通って良かったと思った瞬間
- 変わりたいと思った日から、スマートチェーンで始まった挑戦
スマートウェイ屯田店に通う40代女性
会員さまと海鉾トレーナー
40代になり、心身ともに調子を崩して職を退いた。
「子育てに集中するため」
なんて聞こえはいいけれど、突然ぽっかり空いた時間を持て余す日中。
スマホを眺めているだけで、時間はあっという間に溶けていく。
自宅でYouTubeを見ながら体を動かすようにしてみた。
「3ヶ月でお腹が凹む!」「二の腕スッキリ!」なんて言葉が踊るけれど、あまり変わらないお腹。
そして結局続かない。
膝が痛むようにもなり、「やめたやめたぁ」とビールをあおりながらも、なんとなく体を動かす日々が数ヶ月つづいた。
そんなある日、
スマートウェイのチラシが目に留まり、そこに通っている友人の顔が思い浮かんだ。
長い付き合いの友人の新たな一面に驚いたが、彼女は「ここで体を動かすのが楽しい」と言う。
友人イチオシだと太鼓判を押す、珍しい名字のコーチの名刺をもらいながら、
そのときの私は「ふーん」とお菓子を口にしていたっけ。
スマートウェイで体を動かした後、まっすぐ家に遊びに来てくれた友人の、あのスッキリとした笑顔を思い出していた。
チラシに惹かれ、夫の後押しもあり、でも友人にはなんとなく言えないまま、あれよあれよという間に体験予約当日を迎えた。
⸻
体験してまず驚いたのは、パーソナルトレーニングの「腑に落ちる感」だった。
コーチは私の膝の痛みの原因をすぐに見抜き、
「ここを意識して動かしてみましょう」と具体的に教えてくれた。
YouTubeを見よう見まねしているだけでは決して分からなかった、体の使い方のポイントひとつひとつに「だから自分では効果が出なかったのか」と納得。
わずかな時間でも身体をきちんと動かしていることに、思わず感動していた。
これは通うしかない。
40年つきあってきたお腹の脂肪にも、ついにサヨナラできるかもしれない。
その場で入会し、次の予約を取って、友人に報告した。
「私も通うことにしたよ」
「おお!担当してくれたコーチ、誰だった?」
あのコーチは絶対いい人だ、すごい人だと、LINEでひとしきり盛り上がった。
⸻
初めのうちはコーチがそばで教えてくれるので、安心できる。
パワープレートの振動はクセになる感覚で、体がぽかぽかして心地よい。
笑顔のコーチが言った。
「さて!はじめに、目標を決めましょうか!」
お腹をぺたんこにしたい。体重ももう少し落としたい。
目標、目標、モクヒョウ……。
そのとき私の口から、思いがけない言葉が飛び出した。
「わたし、北海道マラソンに出てみたいです」
何を言ってるんだ私は。できるわけないだろう。
周りから何度そう言われてきたことか。
夫が走っているのは羨ましいけれど、膝も痛いし、走ったことなんてない。
コーチは深く頷き、「やりましょう!」と言ってくれた。
「いいじゃないですか!やりましょ!」
——そうか、私は走りたいんだなあ。
初めてちゃんと口に出した。
そして、否定されなかった。
むしろ、そうなれるようにサポートしてくれる場所ができた。
こんな幸せは、きっとここにしかないだろう。
心の奥に何かほかほかしたものを抱えて、汗を拭きながら帰路についた。
⸻
その日から、
お腹ぺたんこももちろん目標にしつつ、
膝を痛めないよう気をつけながら、
太ももに心地よい筋肉痛を感じる毎日を送るようになった。
食べるものを考えるようにもなり、
スポーツフードの勉強を始めてみた。
——1年後、2年後。私は走っているだろうか。
風になびくシャツが汗でお腹にくっついても恥ずかしくない自分でいたいな、と思う。
まだぷよぷよのお腹の下に、
少し締まってきたような腹筋を感じる今日この頃。
私は、
きっと風を切って走っていると思う。
あの日のチラシが、そんな未来につながるなんて。
素晴らしい作品をありがとうございました!